サンタの家は、犬の里親探しをサポートするサイトです。
サンタの家には、毎月多くの行き場のなくなった犬達の里親情報が寄せられています。
また、当サイトは一度お問い合わせをいただいてからやりとりさせていただいておりますので、質の高い情報交換ができます。
本当に動物たちを助けてあげたいという人がいる一方、身分も明かさず誹謗、中傷メールを送られる方もいらっしゃいます。私達は小さな命を守るとともに、当サイト利用者の方に気持ちよく利用していただけるサイト運営を心がけています。
犬の里親さんを探しておられる方、里親さんになりた い方はどうぞお気軽にご利用ください。
サンタの家は、一匹のワンちゃんとの出会いから生まれました
– サンタの家が出来るまでのエピソード –
2008年の12月22日、山梨県芦川村の役場に保護されました。
山の中に捨てられて 私が引き取りに行った何日か前から山のトンネル付近で必死に通る車を追いかけていたそうです。捨てた飼い主が きっと 迎えに来てくれると信じていたのでしょう…このことを思うと、胸が張り裂けそうになります。
病院に連れて行ったら、この痩せ方は山をさ迷った痩せ方ではなく、この子は常に餌を与えられていなかった、ある意味虐待にあっていたのではないか…と先生が話されました。
しかもフィラリアにかかっていて、元の飼い主がちゃんと予防していたらサンタは今日も元気に私達のそばにいたでしょう…
一応12月25日地元紙の掲示板に、サンタを保護していると載りました、一本の電話も入らず…
なぜか心の中では、電話がかからない事を願っていました。その日はちょうどクリスマス、サンタクロースのプレゼントだと思ったので名前をサンタにしました。すぐさま治療開始、でも栄養失調のために 餌を与えても 腸がうまく働かず 食べても吐き、下痢との戦い…
フィラリアとの戦い、サンタは頑張って治療を続けて来ました。
体重も一年で倍になり、体力もついたので絶対フィラリアをやっつけられると信じていたんです。
それがあっというまに体調が悪くなり、あっというまに 逝ってしまったサンタ…
あんな極寒の山奥で、生きるために頑張ったのに…
フィラリアに負けてしまったのが、せつなくて。 まるで彗星の如く現れて消えてしまったサンタ…
これからもっともっと幸せにしてあげるつもりだったのに…
人間に裏切られ、辛い悲しい思いをしたのに健気で愛らしかったサンタ。
みんなに 笑いと癒しを与えてくれたサンタ。
サンタに約束したんです。自分勝手な人間を許してね…
もうサンタのような かわいそうな子を 増やさないように頑張るからねって。
小さな生き物が 幸せに暮らせる場所こそ、人間も幸せに暮らせるんだと思います。